※直接的な描写はありませんが、下ネタが苦手な人は読まないでください。
あと、エヴァの二次創作が苦手な人も読まないでください。
ケンスケが言ってた、いやーんな感じのサイトって、これのことだよな......
新性器コカンゲリオン......変な名前のサイトだなぁ......
緊張するけど...
と、とりあえず、アクセスしてみよう。
(ポチッ)
【有害なサイトへのアクセスをブロックしました】
ATフィールド!?!?
くそっ、なんだよこれ!!こんなのってないよ!!!
やっぱり、僕には無理なんだ......
僕がエロサイトなんて、観られるわけないんだ......!
ミサト「シンジくん、ダメよ逃げちゃ...!」
シンジ「こんなブロックと戦えっていうの!?」
ゲンドウ「そうだ。ブロックを解除して、サイトにアクセスしろ......」
シンジ「無理だよそんなの......できるわけないよ......!!」
ゲンドウ「やるなら早くしろ...でなければ、帰れ!!!」
(逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ......!!)
シンジ「僕がやります!(キリッ」
マヤ「アンチブロックツール展開!!コカンゲリオン、アクセスします!!」
ビーーッ!!!!ビーーッ!!ビーーッ!!!
マヤ「パターン青!ブラクラです!!!」
リツコ「まさか…!?ブラウザクラッシャー!?古のコンピューターウイルスが、まだ残っていたというの!?」
ミサト「落ち着いてシンジくん!!作戦通り、いいわね!!」
シンジ「はい......!!
カーソルを×に入れてクリック…カーソルを×に入れてクリック...カーソルを×に入れてクリック……」
日向「ブラクラの消滅を確認。サイト、表示されます!!」
【有料サイトのご利用ありがとうございます。早急に20万円をお支払いください】
シンジ「......!?!?
うわぁぁあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!(電源をぶっこ抜く)」
青葉「ACアダプター射出!内部電源に切り替わります!!活動限界まで、あと4分53秒!!」
ミサト「あのバカ......!!」
リツコ「落ち着いてシンジくん!それは架空請求よ......!!」
マヤ「活動限界まで、4...3...2...1... PC、活動限界です!!」
リツコ「PCが止まった以上、もうどうすることもできないわ......打つ手なしね......」
ミサト「シンジくん......!!」
ブゥン.........
シンジ「エロサイトを......返せ!!!!」
PC「ぐおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
マヤ「PCが動いてる......!?活動限界のはずなのに......!!」
リツコ「わからない…一体なにが、PCに起こっているのか......
性欲が......ヒトの域を超えている......!
やめなさい!!シンジくん!!ヒトに戻れなくなる!!!!!」
シンジ「僕がどうなったっていい......PCがどうなったっていい......
だけどエロサイトは......せめてエロサイトだけは......!!
絶対観る!!!!!!!」
PC「ぶおおおおおーーーーん!!」
ミサト「イキなさい!!!シンジくん!!!!!!!!
誰かのためじゃない!!!
あなた自身の願い(性欲)のために!!!!!!」
シンジ「エロサイト!!!!どこだ!!!!!」
エロサイト「もういいの......私じゃなくても、代わり(エロ本)は居るもの......」
シンジ「違う!!!エロサイトはエロサイトしかいない!!!
だから今......観る!!!!!」
マヤ「そんな......性欲制御のリミッターが消えています...解析不能!!」
リツコ「ヒトの域にとどめておいた性欲が、本来の姿を取り戻した。
性欲の巨大なイチモツの中で、自らを、エロスの凝縮体に変身させているんだわ……!
純粋に性欲を叶える......ただそれだけのために......!!」
シンジ「うおぉぉぉああああぁぁぁぁぁぁああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!
エロサイト!!!!
来い!!!!!!!!!!!!!」
加持「中学生がエロサイトを観るとは... 碇指令......PTAが黙っちゃいませんよ......」
冬月「子どもの頃を思い出すな……」
ゲンドウ「チン類コカン計画まで、あと少しだ......」
シンジ「綾波......AVの出演、ありがとう......」
綾波「ごめんなさい、ナニもできなかった......」
シンジ「いいんだもう......これでいいんだ......(ギンギン」
リツコ「この世界の理を超えた......新たな”性”の誕生......
セカンド・フィニッシュの続き、サード・フィニッシュが始まる…...!!」
(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ......!!)
ギュウウウウウウウウン
ザクッッッ!!!!
ミサト「一体ナニが......!?」
カヲル「さぁ、約束の時だ。碇シンジくん。今度こそ君だけは、満足させてみせるよ」
シンジ「アッーーーーーー!!!!」
ここまで読んでくれた方、もしいたら、本当にありがとうございました。
これを書いてるとき、異常に楽しかったです。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
余談ですが、僕はエヴァンゲリオンの中ではシンジくんが一番好きです。
―完―