ファッションがわかりません。
世の中の25歳くらいの男性は、一体どこでどんな服を買ってるんですか?
ファッションのレベルがミジンコ並み
かつ貧乏フリーターという二重苦を背負っている僕のようなダファ男(ダサいファッションの男)にとって
オシャレなファッションに身を包むというのはマジで無理ゲーなわけです。
なぜオシャレをしたいかというと、当然女性にモテたいからなんですけど
ただでさえクソモテないのに、ファッションまで終わってるとなると、なんかもう八方塞がりですよね。
つきましては、早急に日本に全裸の文化が浸透し、服を着ないのが何よりのオシャレになる世の中を強く熱望する次第であります。(若い女性にカメラを向けながら)
しかしいくら熱望したところでそんな世の中になるはずもなし
こうなったらなんとしてでもオシャレな服を買って、オシャレピーポーになってみせる!というわけで
ダファ男が一番に想像する「きっとここに行けばなんとかなるだろう」ランキング第一位の街(いぐざむ調べ)
原宿にやってまいりました。
平日の昼間だというのにこの人だかり…
こいつら全員フリーターか?と思いましたが、そういえば世間では夏休みでしたね。
接客業フリーターにとって夏休みなど完全に敵でしかないので、すっかり忘れていました。
それにしても、やはり原宿にはオシャレな方が多いですね!
それぞれの個性とかがなんか、トレンド…?とうまく混ざり合いながらあの…
なんか……アレですよね!!(知識の限界)
来て早々原宿の熱気に圧倒されそうになりましたが、オシャレな服を買いに来た以上、こんなところで負けているわけにはいきません。
早速、ネットで調べたオシャレそうなお店に行ってみましょう。
最近はいくらオシャレ情報に疎くても、ネットで検索すれば良いお店の情報がタダで簡単に手に入るので、オシャレなお店を探すのなんて楽勝です。本当にいい時代ですよね。
オシャレな服屋さんに行こう
はい、そんなこんなで着きました!
こちらがネットで調べたら出てきたオシャレそうなお店、STUDIOUS 原宿店 さんです!
(中央に意味ありげに男性が写っていますが、特に意味はありません)
激混みの竹下通りを人ごみに揉まれながら進み、やっとの思いで着いたと思ったら改装工事中という出鼻をくじかれたみたいな感じになっていますが、営業はしているようなので早速入ってみたいと思います!
ほほう、これはこれは…
迷惑になるといけないので、店内の様子は写真に撮れませんでしたが、流石は原宿のオシャレショップということで、売っている服がみんなオシャレですね!!
私のようなダファ男にとってはかなりの場違い感が否めないので、入って大丈夫なのか…?と尻込みしてしまいましたが、店員さんも笑顔で入店を促してくれたので、臆せず商品を物色して周りましょう!!!
ほら、この服なんてどうですか?使いやすそうだしとってもカッコいいじゃないですか!!
ひょっとして…これを着れば、即オシャレピーポ―の仲間入りなのでは!?
なぁんだ!オシャレな服を買うのなんて簡単なことだったんですね!
オシャレ初心者は、ついついオシャレなお店に入ることをためらいがちですが、ちょっと勇気を出してオシャレなお店に入るだけで、オシャレピーポーへの第一歩が踏めることがわかりました!!
いやー来てよかったなぁ!!
早速これを買っていきましょう。
さて、気になるお値段の方は…
!?
え、4万…?え……?
えっ、えっ……!?
………
…えーっと…あのですね……
…帰ります。
結論
どうやらダファ男には、原宿はまだ早かったようです。
馬鹿デカいドリルみたいなわたあめや、レインボーカラーのかき氷(これまたデカい)といったフォトジェニックスイーツを片手にわいわいと楽しそうに笑う若者たちを横目で見つつ
うつむきながら帰路につく男の背中は、悲しみにくれていた
その後、彼の姿を原宿で見た者は、誰もいないという…
…明日ユニクロ行きます。
―完―