どうも、いぐざむです。
突然ですけど、花見って そんなに言うほどしたいですか…？
つい先日、新型コロナウイルスの影響で花見を自粛せざるを得なくなり、話題となりましたけど
別に、よくない？
桜、そんなに見たいですか？ 別に、見れなきゃ見れないで、よくないですか？
こういうこと言うと
風情もなんにもわからねーデジタルネイティブ世代のクソ根暗オタク野郎が！ てめーは黙って家でパソコンにでもかじりついてろよ！
って言われるんですけどね。 こういうこと言いそうな人にな
花見しようよ！とか 綺麗な景色を見に、海とか山とか行こうよ！ とか言われてノコノコとついて行ってな いざ綺麗な景色を目の前にしたとき、どうなるか知ってっか？
「ふーん、綺麗だね。で、この後どうする？」
こうなるんだよ！！！！
おめーも風情わかってねーじゃねーか！！！！
解せないんだよなぁこれ。 風景を慈しむ感受性を持たぬ人間が、口先だけで 自然！景色！桜！海！山！ を語ることが良しとされる風潮。解せないんだよなぁ！！
自分はそれを慈しむ心を持ってる、と勘違いしてる分たちが悪いんだよなぁ！！！
クリスマスで過度に浮かれる人たちと全く同じ構造なんですよこれ。 クリスチャンでもなんでもねーのに とりあえず世間が盛り上がってるからそれに乗らないと、感。
せっかく綺麗なイルミネーションがあるから見たい！ とか 楽しそうなクリスマスイベントに参加したい！ とかならわかるよ。
でもな
友達集めて家でパーティして何になんねん！！！！
あ、今どこからか声が聞こえてきましたよ、今。 なになに？ クリスマスパーティは正しい楽しみ方だろ！ って？
うむ。なるほどな、確かにそうだ。 クリスマスパーティをやって、クリスマス文化を体験したい。 わかるわかる。パーティは正しいクリスマスの楽しみ方だよな。
じゃあなんで鍋パーティなんだよ！！！
クリスマス、関 係 ね ぇ ーーーーーー！！！！！！
さて、話を花見に戻そう。
俺がいいたいのはこういうことだ。
別に花見の価値を低くみているわけじゃないのよ。
春の訪れを桜の開花と共に全身に感じてさ せいぜい一週間くらいしか楽しめない満開の桜をみながら 仲間と一緒に楽しい時間を過ごしたい…
わかる。めちゃわかる。 いいよな。すごくいい。最高なんだよ。俺もやりたい。
でもな
花見できなくて残念ー！悲しいー！
って言ってるやつの大部分、大部分のやつ
花見にかこつけて集まってわいわいしたいだけだろ？
正直に、正直に答えろ。いや答えなくていい、胸に手を当てて考えてみてくれ。
花見行ったことあるやつ。
いうて桜、観てたか？
※ここでいう花見とは、宴会的なドンチャン騒ぎ系の花見を指します。しっとりと散歩しながら桜をめでる美しい感じの花見は除外。
みてねーだろ。なぁ？ ただ宴会やりてーだけだよなぁ！？！？
お好きなだけおやりなさいな……
いつでもできますから、それは……。
（後光が指したうつくしい女神のイメージ映像を流しながら）
というわけだ。
大して興味もねぇくせに安易に自然を愛でてるやつ！！
冷静になれ！！！！
どうせそんなに興味ないだろお前は！！！！！
……と、今までは俺も思っていた。
はい。ここまで、すべて前振りでございます。
私は、間違っていたかもしれません… 本題はここからでございます…。 あ、ご安心ください。もう、すぐに終わらせますので……
最近気づいたんですよ。 確かに、こういう人は自然とか大して興味ない。 それはそうなんだけど
大切な人や、気のいい仲間たちと一緒に自然を愛でる、っていうのは 興味とかそういうの通り越して、とても尊い行為なんじゃないのか…と。
普段だったら大して興味も示さないような花とか景色も 大切な人と一緒に見れば、ガラリと違って、素敵な思い出の一つになるんじゃないだろうか…と。
いいんだよ…集まってわいわいしたい、ただそれだけでいいんだよ そういうのが大事なんだよ……。
結局ね、そんな大切な人と出かけるみたいな経験が少ないから こういう過激思想になってしまうのかもしれませんね。オタク君は。
確かに、先ほど力説したようなしょうもないといえる部分も実際あるとは思いますが それだけで語れるほど、浅い話ではないのかもしれませんね。
と、いうことを
海外ドラマのフルハウスで、ジェシーおいたんが、満月を見ながらチャンネーを口説くシーンを観ていて思いました。
現実ってこんなものですよね。
いぐざむです。26歳です。 よろしくお願いします。
─完─
