ちょっと聞いてくださいよ。
古今東西、あらゆる漫画で、スカートを履いた美少女が出てくることがあると思うんですけど
たまに作中で描写されることがあるじゃないですか
おパンツが。
健全な男子諸君は、この美少女のおパンツが見えるか見えないかで
一喜一憂しているわけなんだ。
もちろんおパンツが見えればガッツポーズだし
見えなければしゅん...ってなるけど、これはこれで想像を掻き立てられてありだな......とかキショいスケベオタクは考えているわけ。
僕のような健全な男子諸君にとって非常に重要な
「スカートの中、見える見えない問題」
この、見えるか見えないかの違いがどこにあるのか、君は考えたことがあるか?
こういう、スカートの中の描写について、詳しくない方向けに軽く説明しておきますけど
スカートの中が見えるタイプの漫画っていうのはまぁ、ラブコメとかにありがちなんですけど
急に突風が吹いて、スカートがぶわってめくれてキャアアアアア!!
みたいなのとか
女の子が滑って転んで、痛~~い!!(パンツ、バァァァァァン!!!)
みたいなのとか
作品によって種々様々、ありとあらゆる手段で女の子のスカートの中を、読者の眼前にさらしているわけなんですよね。
対して、スカートの中が見えないタイプの漫画っていうのは
どんなシーンでも、何をしてても、決して女の子のスカートの中を見せないんですよ。
激しいアクションシーンで、女の子が走り回ってジャンプをしたりしても、スカートだけは絶対に身体にぴったりくっついてめくれてなかったり
女の子が脚立に乗って高い本棚から本を取り出しているようなシーンでも、絶対にスカートの中が見えないカメラアングルになっていたりするんですよね。
いやいや、そんなの
大人が読むような漫画なら見えるし、子供も読む漫画なら見えない、それだけじゃないのか?だって?
いいや、違うね。子供向けの漫画だって、おパンツが見える漫画は見えてます。
子供向け漫画の代表格「コロコロコミック」にも、おパンツ丸見え漫画が実際に掲載されてます。
単純に作品の意向として、おパンツで読者を吊るようなスケベ向け漫画にしたくないんじゃないのか?
それも違うね。
なぜならおパンツは世界で一番尊いから。
見せたほうが、この世に存在する幸福の絶対量が上がるというのに、かたくなにそれを見せないのにはなにか特別が理由があるんですよ。
絶対にそうだそうに違いない。間違いない。
では、このパンツが見えるか見えないかの違いがどこにあるのか
私はついに見つけてしまったんです。
パンツが見えない漫画では、なぜ美少女のパンツが描写されないのか。
それは......
パンツ履いてないからです。
考えてもみてくださいよ。
パンツが見える漫画が実際に存在する=パンツを見せること自体には問題はない。
ということですよね?
ということは
パンツが見えない=見せたら問題になる。
という式が成立しますよね??
見せたら問題になるスカートの中身......
つまりこれは......
履いてないんですよね。
だって履いてるなら見せられるじゃん。
おパンツ見せればいいじゃん。
なのにそれが出来ないってことは、そのスカートの中に”描写してはいけない何か”があるってことじゃん。
つまりそれって
履いてないんですよね。
だから、好みの美少女のおパンツが見られずに嘆き悲しむ僕のような健全な男子諸君。
気に病むことはないよ。
その子はパンツ履いてないんだよ。
また一つ、新しい気づきを得られたね
おめでとう......
ちなみに僕は、ノーパンよりおパンツのほうが好きです。
─完─