ノンストップいぐざむ

細かいことは気にしないで生きています。

進撃の巨G

 

※勢いだけで書いたので勢いだけで読んでください

 

 

その日、人類は思い出した。

奴らが出現する恐怖を......

 

 

最近、自炊をしているんです。

マチカネタンホイザちゃんを強化するためにウマ娘に課金したり

みさきちゃんの誕生日を祝うためにDOAXVVに課金したり

FANZAで魅力的な作品がセールになっていないか血眼で探した結果つい買ってしまったりしていたら

気が付くころには懐が寂しくなってしまっていたので、せめて食費を削減しようと思い、始めた次第です。

 

実際、僕はそんなに料理が苦手というわけでもないですし

一人暮らし歴も結構長いですし

別に自炊するのはいいんですよ。普通に出来ます。自炊。

 

ただひとつ、問題があって。

 

 

僕ね。片付けができねぇんですよ。

 

 

料理作った後、使ったフライパンとか食材のカスとか普通にそのままにしちゃう。

だってもう料理できたんだからそれでミッションコンプリートじゃねぇかよ

なんで目標達成した後の片付けまで俺がやらなきゃなんねーんだよ

部下に適当にやらせときゃいいんだよ。部下に。

まぁ俺に部下なんていないけど。

 

とにかく後片付けって苦手だから、ついつい放置しちゃうんですけど

まぁ別にいいんですよ。カビが生えるまで放置するわけじゃないし。

次に料理作るときに、フライパンとかを洗うところから始めなきゃいけないだけで、手間としてはそんなに大きくは変わらないし。

 

だからそんな感じで別にいいっしょ~~~

と思っていたんです。

そう、あの時までは......

 

 

今日、いつものように僕は、作り置き用のおかずを作るべく、台所に立ちました。

冷蔵庫からそのまま出して、適当に鞄に入れられるように、蓋を回してキッチリ締められるジップロックコンテナ?みたいなやつも買ったのです。

食材もそろっています。準備は万端です。

 

さて、じゃあフライパンでも洗うか......

前回料理を作ったきり、洗わずにそのまま放置していたフライパンを手に取ろうとした時、僕は視界の左端に、何かの気配を感じました。

 

人間の視野角というのはそう広い物ではありません。まっすぐにフライパンを見つめていた僕の視界はフライパンを捉えており、その周囲の物体に関しては、ピントが合わずもやもやとした”何か”としか識別できないのです。

 

そのもやもやした”何か”というのは、本来は使いかけのオリーブオイルの瓶であったり

はたまた、換気扇からフックを使って吊るしてあるフライ返しであったりするのが相場と決まっているのですが

今回ばかりはちと事情が違うようでございまして。

あっしの目には、どうやらそれは黒くて、カサカサと動いてるように見えるんでございますぁ。

こいつぁちと妙だな?

台所にある黒い物っつったら、えーと、さっき言ったフライ返しは確かに黒い色ですし

後は、油汚れかなんかの飛び散った壁の染みなんかは、確かに黒く見えることもあるでしょうが

どっちもピクリとも動きゃしねぇ。

はて?

台所で、黒くて、カサカサ動くものっつったら......

 

そう、みなさん、もうお分かりですね?

覚悟の準備をしておいて下さい。ちかいうちに訴えます。裁判も起こします。(出典:ワザップ)

あ、ありのまま、今起こったことを話すぜ……(以下略)

 

ザ・ワールド!!時よ止まれ!!

 

俺が思う確かなことは、てめーの面を見た瞬間、俺はたぶん、プッツンするということだけだぜ......

 

来やがれ............

 

「ゴーキブーリーだッ!」

WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!!!!!!

 

 

私が目の焦点を左に少しばかり移すと、もやもやとした”何か”はハッキリとその輪郭を表し、私の網膜へ、そのインパクトをありありと映し出しました。

 

厳しく、寒い冬の間、忘れていた恐怖!

暖かな春の日差しに包まれると同時に、なくしてしまった警戒心!

その”後悔”の重さとは、かくも重たい物なのかっ……!

平和ボケした私をあざ笑うかの如く、そのGは……親指ほどの大きさはあろうGは......

私の目の前に、姿を現したのでした!

 

「馬鹿な......やつら、もうこんなにデカくなってやがる......!」

紙一重です。

瞬間、私は頭をかがめ、姿勢を低めました。

バシュン、と空を割く音が、私の頭上をかすめます。

私の背後にあったトイレのドアが崩れるのを音だけで確認しながら、私は改めて奴らの脅威を感じたのでした。

 

今のは、Gの主力兵器、ピロリ砲......

かすっただけでもこの風圧、まともに食らったらただじゃあ済まねぇ......!

防戦一方じゃ埒が明かねぇ!反撃だ......!

何か武器になるものはないか。私は周囲を見渡しました。

ここは台所、ということは、あれがあるはず......!

 

バターナイフ......無駄にデケェ皿......中途半端なサイズのタッパー......無駄にちっちぇースプーン......

 

おびただしい数の”買ったはいいけど別に要らなかった”ものたちの先に、それはあった。

 

「ウタマロ クリーナー」

 

ようやく見つけたぜ......!これさえあれば、奴を倒せる......!

 

対G用決戦兵器としては、ゴキジェットやキンチョールが有効だと思われがちだが、それは違う。

確かに奴らは殺傷性能は優秀だが、あれじゃあGの足は止められねぇ。

浴びせた瞬間、激しく動き回るGの奴らに浴びせ続けるのは困難だ。

だが、このウタマロクリーナーは違うぜ。

泡で出てくるから、Gの奴らの足止めが可能なんだ……!

奴らは身体中が油に包まれている。この油がなくなると奴らは急激に力をなくしてしまう。つまり奴らにとって泡というのは、奴らを殺すものでもあり、通れなくする壁でもあるんだ!

 

ついでに説明しておくと、ウタマロクリーナーは、手肌と環境にやさしいアミノ酸系洗浄成分を主成分としたクリーナーだ。しつこい油汚れ・水あか・湯あか・手あかもしっかり落とせて、マスクも要らない優れものだぜ。これはレバーを引けばすぐに泡が出てくるスプレータイプの洗剤だから、さっと手に取ってキュキュっと拭き掃除が出来る。こういうのって楽なのはいいけど、あんまり汚れが落ちないんじゃないの?と思っているそこのあなた。ご安心ください。台所の頑固な油汚れも、みるみるうちに綺麗になります!株式会社東邦から発売されているこの商品は、全国の薬局やスーパーなどで取り扱っているはずだぜ。ちなみに、筆者は誰からも一円ももらってないぜ。

 

 

さぁ、反撃だ!!くらえ!!!

 

「スプラッシュ・シャボン・フィールド!!!」

 

 

 

さぁ、ここからGとの壮絶な戦いを芸術的文学性を備えた俺の筆力でもって圧倒的に描写していくつもりだったが

軽い気持ちで書き始めたのに思ったより長くなってしまって、もう午前2時過ぎちゃったし完全に眠くなってしまったからこの辺でもう畳む感じにしようと思うぜ!

いやー、俺の芸術的筆力を披露できなくて残念だなぁ。

まぁ眠くなってしまったものは仕方ないよね。寝ないと健康によくないからね。これは仕方ない、仕方ないよ。

 

というわけで、みんなもこの季節はGやらハエやらが部屋に発生しないよう気をつけようね。

もしGが出てしまったら、ウタマロクリーナーのような泡で出てくる洗剤を使って退治するのがおすすめだよ。

いきなりGに向かって噴射するとすぐに逃げられてしまうから、Gの周りを取り囲むように泡のバリケードを作って逃げ道をなくしてから、徐々に追い詰めてから一気にブシャブシャ噴射すると確実だよ。

徐々に追い詰めて……ジョジョ……。ううん、なんでもないよ!

 

それじゃあおやすみ~、こんな勢いだけで書いた駄文を読んでくれてありがとう。

アリーヴェデルチ!(さよならだ)

 

─完─